マナースタイル★MannerStyle★

ビジネスコンサル兼マナー講師が、「マナー」「礼儀」「作法」「しきたり」の由縁について、調べたことをまとめたブログ。単なる備忘録です。

食に関する迷信・言い伝え集

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仕事で使う資料の作成用に、ここ数日ブログに迷信や言い伝え集をまとめています。

今回は、食に関する迷信・言い伝えを書いてみます。

 

 

 

 

食べてすぐに横になると牛になる

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食事をしてすぐに横になるのは、みっともないという意味です。

また、すぐに横になるような怠け者にならないようにしなさいという意味でもあります。

食後、すぐに横にならずに片づけたり働いたりしなさい、という戒めです。

 

一膳飯は縁起が悪い

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江戸時代頃までは、1日2食しか食べない食習慣が一般的でした。

そのため、朝にご飯を1杯しか食べないと、空腹で夕方まで体が持たなくなると言われていました。

「一膳坊は怪我をする」

「朝飯を一膳でしまうと、狸に化かされる」

といった言い方をする地域もあります。

 

御飯の後に茶を飲まないと、喉に毛が生える

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昔は、お茶は薬としても用いられていました。

お茶はのどを潤すと同時に、のどを守るものと考えられていました。

そこから、「食後にお茶を飲まないと、喉に毛が生える」という迷信が生まれたとされています。

 

宵越しの茶は飲んではいけない

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お茶の成分であるタンニンは、茶葉のたんぱく質の腐敗を防止する働きがあります。

一晩おいたお茶は、このタンニンが水の中に溶け出してしまい、たんぱく質の腐敗が速くなってしまいます。

そのため、宵越しのお茶を飲むとお腹を壊しやすくなります。

 

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漬物が嫌いな人は貧乏になる

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漬物を食べないと、他のおかずをたくさん食べなければならないので、食費がかかるという戒めです。

おかずをたくさん食べるようになると、自然と舌が肥え贅沢をするようになり、出費がかさむようになるという意味もあります。

 

秋ナスは嫁に食わすな

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秋ナスやきゅうりは、体を冷やす食べ物だと考えられていました。

体が冷えると、妊娠しにくくなったり流産しやすくなるとされていました。

そのため、体を冷やす秋ナスは嫁に食べさせてはいけないと言われるようになりました。

 

黄身が2つある卵を食べると、双子が生まれる

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日本では戦前頃まで、双子が生まれると畜生腹(ちくしょうばら)と呼んで忌み嫌われていました。

また、男女の双子が生まれると、前世で心中した男女の生まれ変わりとも言われ、忌み嫌う傾向がありました。

そのため、黄身が2つある卵は避けられる傾向にありました。

 

 

 

参考文献

茶柱が立つと縁起がいい―語り継ぎたい「日本の言い伝え」

「言い伝え」のおもしろ謎学―運を開く真相 知ると気になる!知らないとバチが当たる? (青春BEST文庫)

俗信と言い伝え (1970年)

吉を招く「言い伝え」縁起と俗信の謎学 (プレイブックスインテリジェンス)