マナースタイル★MannerStyle★

ビジネスコンサル兼マナー講師が、「マナー」「礼儀」「作法」「しきたり」の由縁について、調べたことをまとめたブログ。単なる備忘録です。

葬儀で「ご愁傷様」と言われたら、何と答えるのが良いのか

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先日、このブログを読んでいただいている方からメッセージを頂きました。

先週、身内の葬儀があったのですが、受付で「ご愁傷様」と言われて何と答えればいいのか戸惑いました。

ご愁傷様と言われたら、何と返すのが良かったんでしょうか?

 毎回、マナーや作法に関連した由縁を記事にしていましたが、実用的なマナーについてはほとんど書くことがありませんでした。

そんなわけで今回は、葬儀の挨拶について書いてみます。

 

 

 

 

参列者の挨拶

葬儀の席に参列する場合、受付を済ませて会場に入ることになると思います。

重々しいムードの中、

「こんにちは」「こんばんは」

なんて挨拶をする人は少ないと思います。

お悔やみに伺う側は

「ご愁傷様」

「このたびは・・・」

などとあいさつして、一礼するのが礼儀とされています。

 

遺族の挨拶

 参列者から

「ご愁傷様です」

と声をかけられたら、遺族はどのように応えるのが良いのでしょうか。

ある葬儀で、遺族が

「お疲れ様でございます」

と一礼しているのを見かけましたが、これでは会話が成り立っていないことになってしまいます。

「ご愁傷様」

とは、「さぞ、嘆き悲しんでおられることでしょう」という意味の言葉です。

遺族の気持ちを察しているということになるので、お返しの言葉としては

「恐れ入ります」

という言葉が適していると思います。

 

言葉数は少なめに

通常、葬儀で遺族は悲しみに沈んでいるものです。

言葉をかける方も、受ける方も言葉数は少なめにした方が良いと思います。

葬儀のマナーを解説した本などでは、

遺族は黙って頭を深く下げるくらいでちょうど良い。

と書いてあるものもあります。

でも、せっかく参列者が声をかけてくれているのに、無言というのは寂しい気がします。

一言「恐れ入ります」と言うだけで、感謝の気持ちを伝えることができるのではないでしょうか。

 

故人と親しかった人や上司への挨拶

故人と特に親しかった人や、職場の上司や社長など、立場ある人が参列してくれた際は

「本日はお忙しいところ、わざわざ恐れ入ります」

「個人になり代わり、お礼申し上げます」

といったお返しの言葉を添えれば、より丁寧な印象になると思います。