マナースタイル★MannerStyle★

ビジネスコンサル兼マナー講師が、「マナー」「礼儀」「作法」「しきたり」の由縁について、調べたことをまとめたブログ。単なる備忘録です。

シンプルでお酒にも合う料理、「雪虎」と「竹虎」

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妻の親戚が、鹿児島で焼酎の醸造会社を経営しています。

お酒はあまり飲めないのですが、最近美味しい焼酎を送ってもらったので、チビチビと飲むようになりました。

普段、夜はあまり食べないのですが、焼酎だけ飲むとすぐに酔ってしまうので、簡単につくれる料理と一緒に楽しんでいます。

今回は、私が大好きな「雪虎」と「竹虎」という料理について書いてみます。

 

 

 

雪虎と竹虎

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厚揚げを網の上で焼いて、焦げ目を付けます。

大根おろしを上に載せたら「雪虎」、青ネギを載せたら「竹虎」という料理になります。

厚揚げの黄色い生地に、茶色い網目模様がついた様子が虎模様になるので、このような名前がついたそうです。

だし醤油やポン酢をかけて食べるのがオススメです。

シンプルな料理ですが、ちゃんとつくれば外はサクサク、中はふんわりしていてとっても美味しいんです。

肉料理のように味が濃くないので、お酒の味を楽しむのにお勧めです。

 

名前の由来

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雪虎、竹虎は、江戸時代の居酒屋メニューだったそうです。

シンプルな豆腐料理ですが、粋な江戸っ子が洒落た名前を考えたとされています。

陶芸家で美食家の北大路魯山人も、著書『魯山人味道』の中で雪虎と竹虎について触れています。

 

夏の暑さがつづくと、たべものも時に変ったものが欲しくなる。

私はそうした場合、よくこんなものをこしらえて、自分自身の食欲に一種の満足を与える。

雪虎(ゆきとら)

これはなんのことはない、揚げ豆腐を焼き、大根おろしで食べるのである。

その焼かれた揚げ豆腐に白い大根おろしのかけられた風情を「雪虎」と言ったまでのことである。

もし大根おろしの代りに、季節が冬ででもあって、それがねぎである場合には、これを称して「竹虎」と言う。

これはまったく夏向きのもので、朝、昼、晩の、いずれに用いてもよい。

まず揚げ豆腐の五分ぐらいの厚さのもの(東京では生揚げと称しているもの)を、餅網にかけて、べっこう様の焦げのつく程度に焼き、適宜に切り、新鮮な大根おろしをたくさん添え、いきなり醤油をかけて食う。

分量と器を、その場その場で加減し、注意さえすれば、単に自家用の美食に止まらず、来客に用いても、立派な役目を果たすのである。

そして美味くできれば、その味、簡適にして醇乎、まことに一端の食通をもよろこばすことができる。

なまなかてんぷらなぞ遠く及ばない。

そして、これを美味く拵えるコツは、よい揚げ豆腐を手に入れることは言わずもがな、新鮮な大根を求めることにある。

 

作り方のポイント

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市販の厚揚げを買ってきて、網の上で焼いてもいいのですが、ひと手間かけるだけでとても美味しくなります。

豆腐を買ってきて、自分で厚揚げをつくるところから始めると、揚げたてのサクサクの雪虎や竹虎を食べることができます。

私は、スーパーなどで高めの豆腐を買うことが多いです。

高いと言っても、豆腐なので500円でおつりが戻ってきます。

豆腐を揚げる際は、2度揚げがおすすめです。

出来上がった厚揚げに大根おろしを載せる際は、少量ずつ載せると水っぽくならないし、アツアツの状態が続きます。

詳しいレシピはこちらから

cookpad.com

 

季節を問わず、美味しい料理

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魯山人は夏にオススメの料理と書いていますが、冬でも美味しく食べられる料理だと思います。

手軽にできて、カロリーも少ないし、満腹にもなる美味しい雪虎と竹虎にハマってます。