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マナースタイル★MannerStyle★

ビジネスコンサル兼マナー講師が、「マナー」「礼儀」「作法」「しきたり」の由縁について、調べたことをまとめたブログ。単なる備忘録です。

「近くまで来たから寄らせてもらいました」と訪問する前に意識しておきたい、たった1つのこと

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もう1月も終わりですね。

月末は、どうしても仕事が忙しくなるんです。今日も電話や来客が多くて、なかなか書類や伝票の整理に取り掛かれないでいました。

そんな中、取引先の年配営業マンが、突然来訪されました。

「用事で近くまで来ていたんで、顔見に来ました。」

今日は忙しいからとお断りしたんですが、どういうわけか食い下がってくるんです。

「いえいえ、時間は取らせませんよ。コーヒー飲んだら帰ります」

とは言っていたけど、何か直接会って伝えたいことがあるから来られたのかもしれないと思い、話を聞くことにしました。

でも結局、30分ほど雑談しただけで帰られたんですけどね。

そんなことがあったので、今回は他社を訪問する際のマナーについて、私の思うことを書いてみたいと思います。

 

 

 

近くまで来たから訪問する場合は、電話を1本入れる

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「近くに用事があったんで、ついでに寄らせてもらいました」

 こんな言い訳をして、アポなしで取引先を訪問する営業マンも多いと思います。

でもこれって、訪問相手に対して失礼なフレーズですよね。

「近くに用事があったんで」ということは、あなたに用事があってここまで来たわけではありませんよ、って意味ですよね。

また、「ついでに寄らせてもらう」ということは、あなたはついでに寄る程度の、重要度が低いお客さんなんです、ということになってしまいます。

たとえ「近くに用事があった」としても、「ついでに寄らせてもらう」なんて言い方はしない方がいいと思います。

気が利く人は、どんな相手でも訪問前に電話を1本入れるものです。

自分の都合で行動するのではなく、相手の都合を確認した上で行動した方が、余計なトラブルを起こすことは少ないでしょう。

ただ、できれば仕事上のアポイントを取る場合は、当日ではなく前日までに行う方が良いと思います。

 

遅刻の言い訳も嫌われる

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「すいません、道が混んでまして」

こんな言い訳をしても、誰も同情してくれませんよね。

道が混むことを予想して、早めに出発すべきですよね。

万が一、事故や渋滞、電車の運休などで遅れる場合は、約束の時間よりも前に電話で連絡すべきです。約束の時間ギリギリや、約束の時間を超えてから「遅れます」と連絡するのは、マナー違反です。

約束の時間も守れない人に、製品の発注をするのは躊躇しますよね。発注しても、納期が間に合わなかったら大変なトラブルになることだってあります。

一事が万事。時間を守れなければ、ビジネスで信頼してもらうことは難しいかもしれませんね。

 

取引先を訪問する前に意識しておきたい、たった1つのこと

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営業の仕事をしていたら、時には強引さも必要かもしれません。

でも、常に自分の都合や営業ノルマだけを考えて仕事をしていたら、営業成績はいずれ頭打ちになってしまうのではないでしょうか。

自分を知ってもらおう、自社の製品を売り込もうという気持ちも大切ですが、まずは顧客を知ることが大事です。顧客の事業内容や、今抱えている問題といった、会社組織のことを知ることはとても重要です。そして、その組織を動かしているのは、人だということを理解しなければいけませんよね。

自社の商品や、あなたという営業マンの価値を決めるのは、あなたではないんです。

価値を決めるのは、顧客なんです。

顧客の都合を尊重するというのは、顧客の言いなりになるということではありません。

顧客のことを理解しようという気持ちがある人は、決して「近くに用事があったんで、ついでに寄らせてもらいました」なんて言わないと思います。

取引先を訪問する前に意識しておきたいこと、それは、顧客のことをもっと知ろうとする気持ちではないかと思ってます。