読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

マナースタイル★MannerStyle★

ビジネスコンサル兼マナー講師が、「マナー」「礼儀」「作法」「しきたり」の由縁について、調べたことをまとめたブログ。単なる備忘録です。

節分の由来を調べてみたら、正しいとされる豆まきの方法があることを知った。

f:id:manastylejp:20170128164436j:plain

仕事柄、年中行事に関して調べておかないと、恥ずかしい思いをする場面があるんです。

だから手帳には、毎月の行事に関して調べた事をたくさん書き込んでいます。

最近は、このブログが備忘録代わりになりそうだなと気づきました。これからどうやってブログを使っていこうか、思案中です。

もうすぐ2月。2月になると、節分がありますね。

今回は、節分の由来や意味について、私が調べたことを書いてみます。

 

 

 

節分は1年に4回ある

f:id:manastylejp:20170128164749p:plain

節分という言葉は、季節の分かれ目のことを意味しています。

春夏秋冬4つの季節の分かれ目になる、立春、立夏、立秋、立冬の日それぞれの前日が、節分の日とされています。

でも、普段私たちが「節分」と言う場合は、2月の立春の前日のことを指すことが多いですよね。

その理由は、日本古来の元旦の考え方にあるそうです。

古代日本では、立春の日が元旦とされていたそうです。そうなると、春の節分は1年の境目となりますよね。そうした理由から、この日が特別なものとして考えられるようになったそうです。

古代日本では、立春の日が今の元旦にあたるということは、立春の前日にあたる春の節分は、大晦日になりますね。

これが、今の時代も春の節分だけは特別に考えられている理由のようです。

 

なぜ豆をまくのか

f:id:manastylejp:20170128164831j:plain

豆まきは、古代中国の「追儺(ついな)の儀式」に由来していると言われています。

追儺は「鬼やらい」とも言い、病気や災害を追い払うための行事です。

追儺の歴史はとても古く、中国の周の時代に行われていたという記録も残っています。

日本に残っている追儺の儀式ですが、西暦706年の文武天皇の時代に、疫病が流行したため、大晦日(春の節分)に鬼やらいを行ったという記録が残っています。

追儺の儀式で豆をまくようになったのには、いくつかの説があります。

室町時代になってから、当時中国大陸を治めていた明から「豆まき」の行事が伝わったという説があります。他にも、鞍馬山の鬼退治の際、毘沙門天が「目に豆をぶつけると良い」と助言したとされる伝説がもとになって、「豆まき」が始まったという説もあります。

その後も豆まきの行事は残り続け、江戸時代に入った頃に、豆で鬼を追い払い、豆を年齢の数だけ食べるという風習が根付いたと言われています。

 

「鬼は外」と「福は内」

f:id:manastylejp:20170128165241j:plain

豆まきの際は、「鬼は外」「福は内」と大きな声で叫びながらまくのが一般的だと思います。

成田山新勝寺など、日本の一部の寺社や地域では、鬼を悪者としないところがあります。そこでは、「鬼は外」と言わずに「福は内」とだけ叫ぶそうです。

 

鬼を追い払うための、豆以外の必需品とは

f:id:manastylejp:20170128165100j:plain

節分の夜に飾ると良いとされているのは、「柊鰯(ひいらぎいわし)」ですね。

焼いた鰯の頭を柊の小枝にさして、戸口に張りつけると良いとされています。

鬼は鰯を焼いた煙の臭いが苦手とされています。

また、柊のトゲも苦手と言われています。

柊鰯を飾ることで、鬼が家に入れなくする効果があるそうです。

 

豆まきにも、正しい作法があった

f:id:manastylejp:20170128165538j:plain

古代中国では、節分でまくのは五穀(米、麦、粟、きび、大豆)だったそうです。

日本でも、昔は五穀であれば何でもよかったそうですが、江戸時代以降は大豆が一般的になってきました。

正式な豆まきの作法としては、

  1. 大豆を煎っておく。
  2. 節分の日の日暮れまでに、一升升もしくは三方に盛って、恵方か神棚に供えておく(こうしてつくられた豆を、福豆と呼びます)。
  3. 節分の日の夜8時以降(戌の刻以降)、玄関や裏口、縁側などのすべての戸を開ける。
  4. 年男もしくは家長が、豆を入れた升や三方を持ち、奥の部屋から順番に豆をまいていく。
  5. まき終わった部屋は、すぐに窓や戸を閉める。
  6. 全ての部屋と玄関にまき終ったら、年齢に1つ加えた数だけ豆を食べる。これは、次の日から1つ年齢を重ねることになるので、そのぶんも食べておくという立春正月だった頃の名残の風習です。
  7. 残った豆や、飛び散った豆は集めて神棚に上げておく。地方によっては、はじめて雷が鳴った日に食べると、無病息災の願いがかなうとされています。

 

近年の節分

f:id:manastylejp:20170128165557j:plain

子供のいる家庭では特に、自宅で節分に豆をまく機会が多いと思います。幼稚園や保育園、小学校でも豆まきの行事がある場合が多いと思います。

昔ながらの豆まきの作法に則って行うというよりも、家族で楽しみながら豆まきをする場合がほとんどではないでしょうか。

他にも、恵方巻きというものは、ここ10~20年くらいで全国に知られるようになった風習だと思います。起源は大阪とも愛知県とも言われている風習のようです。立春前の節分が近づくと、全国のコンビニやスーパーで「恵方巻き」が売られていますよね。

また、北陸が発祥という説もありますが、一部の地域では、豆まきで使う豆は大豆ではなく、殻付の落花生を使う場合があるそうです。これだと、衛生的でいいですね。

節分は、子供から大人まで楽しめる行事になっている気がします。あまり形式にこだわりすぎることなく、楽しむのが一番の行事なのかもしれませんね。