マナースタイル★MannerStyle★

ビジネスコンサル兼マナー講師が、「マナー」「礼儀」「作法」「しきたり」の由縁について、調べたことをまとめたブログ。単なる備忘録です。

乾杯の際は、グラスの丸みの部分を持つのがマナー

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なんだかんだで、まだ新年会と称した飲み会や食事会が続いています。

もう1月も終盤に差し掛かってきたわけなので、そろそろ正月気分から抜け出したいんですけどね。

昨日は立食パーティがあったんです。その席で少し気になった、乾杯のマナーについて書いてみたいと思います。

 

 

 

乾杯とは

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「乾杯」は、文字通り杯を干すことです。

宴席の始まりの合図になることが多いですよね。正式なパーティや結婚式などでは、式次第に組み込まれていることが多く、大切な儀式の1つとなっています。

そんな正式な席での乾杯には、いくつかの守っておきたいマナーがあります。

 

グラスを持つ位置

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乾杯の挨拶が始まると、司会者や指名者に促されて、一般参列者はグラスを持って立つことになります。

乾杯の挨拶の間は、グラスは胸よりも下の位置で持っておくのがいいでしょう。あまり下過ぎても良くないので、ベルトよりも上の位置がいいと思います。

 

グラスの持ち方と扱い方

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正式なパーティや結婚式では、シャンパングラスやワイングラスのボウルと呼ばれる丸い部分を持つのがマナーです。

乾杯の音頭とともに、グラスを目の高さまで上げて、一緒に「乾杯」と唱和しましょう。

決してやってはいけないのは、近くの人と「カチン」とグラスを合わせてしまうことです。

また、グラスの中身は全部飲み干すのではなく、少し口をつけたらグラスを置いて、拍手するのがいいでしょうね。

 

グラスの丸い部分を持つ理由

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レストランなどでワインを飲む際は、グラスの丸い部分(ボウル)を持つと、体温でワインが温まってしまうので、脚の部分(ステイ)を持つのが良いとされています。

いろんな種類のワインを楽しんだり、料理と一緒にワインを飲む場合は、脚の部分を持つのが良いでしょうね。

でも、正式なパーティの席では、グラスの脚ではなく丸い部分を持つのがマナーとされています。宮中晩餐会や各国首脳同士の食事会などを見ても、グラスのボウル部分を持って乾杯していることがほとんどです。

これは、薄いガラスでつくられたグラスの特性を考えてのことです。

持ったまま立ち上がったり、テーブルに置いたりする中で、倒したり落としたりしないようにとの配慮から、ボウル部分を持つのがマナーとされています。

同じような意味で、カチンと合わせることでヒビが入ったりしないように、乾杯の際にグラスを合わせないのがマナーとされています。

ある程度くだけたパーティであれば、シャンパングラスでの乾杯であっても、グラスの脚を持ったりグラスを合わせたりしてもマナー違反ではありません。

「結婚式では、グラスの丸い部分を持って、カチンと合わせない」と覚えておけば間違いないでしょうね。