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マナースタイル★MannerStyle★

ビジネスコンサル兼マナー講師が、「マナー」「礼儀」「作法」「しきたり」の由縁について、調べたことをまとめたブログ。単なる備忘録です。

どんなに感動しても、「鳥肌が立つ」ことはないんです

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感動する映画を観た後に

「いやー、凄かったです。鳥肌が立っちゃいました」

なんて感想を耳にすることがありますよね。

違和感を感じることは少ないかもしれませんが、本来は間違った言葉の使い方なんです。その理由について、今回は書いてみたいと思います。

 

 

 

本来は、「恐怖を感じたとき」に使う表現

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鳥肌が立つという言葉の語源は、強い寒さによって毛穴が収縮し、肌が羽をむしられた鳥のようになることから生まれた言葉なんです。

寒さには、冬に感じる寒さだけでなく「悪寒」なんてものもありますよね。

悪寒に似た強い恐怖を覚えたときに「恐ろしくて鳥肌が立った」「鳥肌が立つほど恐怖を覚えた」と表現するのが正しい使い方になるんです。

だから、本当に感動で鳥肌が立つことがあったとしても、「鳥肌が立った」なんて表現がしない方が無難でしょう。羽をむしられた鳥の肌のイメージは、「寒さ」「悪寒」を連想させるものなので、

「もしかして、悪寒を感じる程ひどい映画なの?」なんて思う人がいるかもしれません。

もっとも、最近は「感動して鳥肌が立つ」という表現に違和感を感じる人は少ないはずなので、ニュアンスは正しく相手に伝わると思いますけどね。

 

「当たり年」にも気を付けた方がいい

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「今年は台風の当たり年で、大変でした」

普通に使ってしまいそうな表現ですよね。でも、この「当たり年」の使い方は、本来の意味を知ったら変だと感じる人も多いはずです。

当たり年というのは、本来は豊作の年に使う言葉なんです。「キャベツの当たり年」「りんごの当たり年」なんて表現は、正しい使い方だと言われています。もしも日常生活の中で「当たり年」を使う場合は

「今年は彼女ができたし、試験に合格できたし、自分にとっての当たり年でした」

といった使い方をすれば、当たり年の本来の意味に沿った使い方をしていることになります。

だから台風のように、あまり良くない出来事が続いた際にに使うのは、本来は間違った使い方なんです。

 

私は、はてなブログに対して「うがった見方」をしたいんです

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最近ブログを始めたばかりの私ですが、はてなブログに対しては「うがった見方」をしています。ブロガーさんはみんな知識が豊富だし、笑える記事も多いし、何よりオシャレなデザインのブログも多くて、とっても読みやすいですよね。

だから私は「うがった見方」をしようと、必死に努力しているんです!なんて言ったら、コメント欄でコテンパンに叩かれちゃいますかね? それとも、「うがった見方」の使い方に違和感を感じるけど、放置プレイにされて、誰もこのブログを読んでくれなくなりますかね?

「うがった」は「穿つ(うがつ)」と書きます。この穿つとは、穴をあけるという意味です。元々の意味が転じていって、「物事の本質を捉える」という肯定の意味で使う表現なんです。

だから「あの人はいつも、うがったものの見方しかしない」なんていうのは、その人の考え方や洞察力、表現力を褒めていることになるんです。

「穿つ」という言葉が持っている意味通りに、穴をあけるように深堀して、ブログを楽しく続けていきたいな。だから私は、ブログに対して「うがった見方」をこれからも持ち続けたいと思ってます。